ふるさと駐車場

2006/11/12

ワンメーターのお客様は「善」か?「悪」か?


友人知人、取引先のお客様などと、まれに盛岡市内の繁華街に繰り出すことがある。道端になにやら数人の人影?タクシー運転手の営業戦略会議?・・・いやいや井戸端会議である。

ワンメーターのお客様を「ゴミ」と称し、それを話のネタにしてグチッている姿だ。くわえタバコで時には「しかめっ面」だったり、時には眼球が飛び出てしまうのではないかと思うほど、目を見開いている。
ワンメーターのお客様が「3連ちゃんだの5連ちゃんだの」。仕事はそっちのけ。話の中に自分達の営業努力の非を認める反省の言葉など皆無に等しい。
「陰語は邪気を招く」と言うが、まさに目前にその光景が存在している。同業者として情けなくなり、同時に腹立たしくなる。

こうなったのは偶然か?必然か?・・・

みなさん・・・と言ってもこの場合のみなさんは、「タクシーの運転手さん」という意味なのですが、運転手さん!よく考えてみて頂きたい。
例えば、盛岡から仙台まで行く場合は何(交通手段)で行きます?東京までは?海外までは?・・・おそらくタクシーで行く!という人は、よっぽどの方でない限りいらっしゃらないのではないか?
そう、目的地が遠くなればなるほど、バス・電車・新幹線・飛行機・船舶などを利用する。では、家からすぐ近くにあるコンビニに買い物に行くとしよう。運転手のみなさんは何で行きますか?おそらく歩ける距離でも車で行きますよね?

もうおわかりだと思いますが、現実はそうゆうことなのです。目的地が遠い場合は、車以外の交通手段を利用して移動し、近い場合でも車という交通手段を利用するのです。

タクシーを利用されるお客様は、自家用車がない状態で何らかの用事があって移動したい。しかしバスや電車で行く距離でもない。だからタクシーを利用される。そう、まさに近くまでの「足代わり」としてお客様はタクシーを利用しているのです。

近場のお客様を「ゴミ」扱いしていると、いずれ自分も「ゴミ」扱いされるのでは???

タイトルの『ワンメーターのお客様は「善」か?「悪」か?』

答えはその人自身の考え方で、自ずと導かれるのではないでしょうか?

~「物ごとには、本来、善悪はない。ただ我々の考え方いかんで善と悪とが分かれる」シェークスピア~